治まらない痛みから気を紛らわす為に また木を一本そっと植えてみた やり直せない日々の代わりにはならない 分かっていてもなぜかまた木を植えた
つぐないの為に植えた木々は いつしか数え切れないほどに増えて 今では森となり私を囲んでいる その真ん中に私はうずくまり 忘れられない過ちをまた数えている