会いたいの...
こんなに遠く離れて
どうしても手が届かない
どうしてこんな風に
なってしまったのだろう?
思い出そうとすれば
きっと答えは見つかる
でもそんなのって
きっと頭が痛いよ
知りたくない答え
気付きたくない過ち
思い出したくない後悔
それを全部鞄に入れたまま
もう少しだけ独りで歩いていこう
会いたいの...
進めば進むほど
遠ざかっていくけれど
もう戻ることなんて
出来ないのかも知れない
あなたにこの手で
また触れる事も
その声を耳元で
もう一度聞くことも
無理なのだと
気付き始めている
諦めることが
何よりも怖い
だから目を閉じて歩き続ける
考えれば考えるほど
滲んで薄れていく
もう大分消えかけていった
あなたの姿を思い出しながら
会いたいの...
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