マニアックなおまえが悪いのだと 嘆く私を周りはいつも笑う 私が気に入ったと公言すると 「もう直ぐ消える」と秒読みを始める 買い漁っても一人じゃ到底勝ち目はない
少数派の私は今日も独り 新しいお気に入りをどこかで見つけては せっせと金と労力を注ぎ込む その良さに世間が早く気付く様に 「それまで持ち堪えろ」と祈りながら