叩かれ蹴られ打ちのめされて 這い蹲る暗いトンネルの中 何かも分からぬ希望を持って 暗闇に目を凝らす自分に気付き 何を探しているのか不思議に思う
能天気に呆れかえりながら 現状の悪さを唱えてみるが 根拠のない自信がひょっこり顔を出し 私の落ち込みを妨げていて どうしても沈んだ気分になれない
こういう日はきっと大きな声で 涙の限り泣き叫ぶとすっきりするだろうに まるで泣く理由などないかのように 前向きな私が呑気に鼻歌を歌う