夢を追う者は 義務を守る者を笑う
夢のない人生など死んだも同然だと
残された者の痛みも知らず
勇気があるのだと 勘違いをして
与えられた自由の上で胡坐をかく
義務を努める者がそれを支えているとは気付かずに
義務を重んじる者は 夢を追う者を笑う
いい加減大人になったらどうかと
「大人」の意味を理解も出来ず
霞んでいく自分を正視する事も出来ずに
限られた世界の安心感に浸る
自力で進む事が出来なくなっているとは気付かずに
夢を見失った私は 義務にも手が付かない
どこでなにをしているのかも分からず
夢を知っている者を羨ましく思い
義務をこなせる者を尊敬しながら
自分の属する世界を探し続ける
両方の世界を一緒に歩けたら...とわがままを言いながら
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