あなたの腕の中で泣きじゃくりたい 辛く寂しいこんな夜に あなたに電話を掛ける代わりに 「大丈夫」と言って布団を被る
「平気」だと言って明るく笑い 大きく手を振って別れた後で 帰途に着きながら無性に寂しく 「助けて」と呟いて一人蹲る
タイミングの悪い二人の私に いつも振り回される不器用な私は 今日も独りで溜息をつく