私が大切に温めていた 思い出を無闇に踏みつけたくせに 輝いた時間の隙間に見え隠れする 小さな失敗を見つけては集め 私に突きつけて苦痛を訴え 私の宝物を台無しにしたくせに
今更になって過去を拾い集め 機嫌をとるように話し続ける あなたが邪険に捨てたくせに 私の気持ちを投げ捨てたくせに 泥だらけで無残な姿の思い出は 私が泣きながら一人で拾い集めて あなたの足跡を洗い流したの
今はもう私だけの思い出を なぜまた勝手に持ち込んでくるの?