詩とお話でひとやすみ
時折聞こえてくる声。これでも「励まし」って言うんでしょうか?
どっちかって言うと、前向きなんです。
辛い時もありますよね。
腹が立つ時もあります。
「人達」のお話。
ある区切り目にきたようです。
応援したりもするんです。
ある日の出来事。
応援したりもするんです。
応援したりもするんです。
こんな気持ち。
時折聞こえてくる声。これでも「励まし」って言うんでしょうか?
がっかりした夜
「がんばったのにな...」
私はそう呟いて膝を抱くと
顔を埋めて丸まっていた

そんな私の肩を優しく
あなたは抱いて耳元で囁いた
「ほら、顔を上げてごらん」

その言葉に私は顔を上げると
哀れそうな目であなたを見つめ
慰めの言葉をおとなしく待った

そんな私をあなたは見ると
いきなり私の額をバシッと
平手で叩き話し始めた

「がんばってもダメなら今よりもっと
がんばって進むしかないじゃないか
そんな風に両手で膝を抱いてちゃあ
手も足も全然出せやしないだろう」

そう言うとあなたは私の両手を
持って私の両頬に当てると
ムニュッと私の顔を押し潰し
眉間にそっと口付けをしてから
ニッコリ笑って私の頭を
撫でてさっさと立ち去って行った

残された私は「慰めろよ...」と
内心不満に思いながらも
両手で顔をヒラメの様に
横に伸ばして元に戻すと
なんとなく立ち上がって歩き始めた

ふつうの生活の中で
おねえちゃんと7人のこどもたち
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