周りを見ては調子を合わせ
目立たない様
おかしくない様
ぎこちなく振舞っていたあの頃の
かわいい私にちょっとご挨拶

普通のふりをしていた頃の
私に今日はちょっと届け物

周りと上手く溶け込みながら
自然に振舞って
愛想を振りまいて
それが人生だと信じこんでいた
一途な私にちょっと届け物

普通だと思って生きていた頃の
私に今日はちょっとご連絡

周りとの違いに気付きもせずに
気の向くままに
当たり前のように
普通のことをしていると思っていた
呑気な私にちょっとご連絡

普通ではない自分のままで
普通に生きている私にご褒美

どこかいつもリズムの違う社会で
好きな服をまとい
笛を吹きながら
普通の人と共に踊ることを覚えた
変わり者の私に今日はご褒美