詩とお話でひとやすみ
時折聞こえてくる声。これでも「励まし」って言うんでしょうか?
どっちかって言うと、前向きなんです。
辛い時もありますよね。
腹が立つ時もあります。
「人達」のお話。
ある区切り目にきたようです。
応援したりもするんです。
ある日の出来事。
応援したりもするんです。
応援したりもするんです。
こんな気持ち。
ある日の出来事。
一つの願い
「願い事を一つ叶えてあげます」
その言葉に私は困惑をして
「三つじゃないんですか?」
と素直に聞き返した。
今度は相手が困惑した様で
「なぜ三つだと思うんですか」
怪訝そうに聞き返してきた。
「だっていつも三つなんでしょ」
当たり前の様に言う私に
そいつは一層困惑をした様で
「どうして三つもあるんですか」
困り顔で私に問い返している。
そんな事を聞かれても私も困る
(どの昔話も願いは三つ
そう決まっているではないか。)
心の中でそう呟きながら
どう説明するか思案していた。
いつまでも考えている私を見て
そいつは申し訳なさそうに話しかけた。
「あの〜...決めていただかないと
次に移って行けないんですが...」
そんな急かされても私も困る
「三つなら決めていたんですが...」
呟く私を困り顔で見つめ
そいつは溜息と共に呟いた。
「決まるまでここにずっといますから。」

今日も一つに決めかねている私は
そいつとお茶の時間を過ごしている。

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